三菱デリカD:6の進化と電動化への挑戦 プラグインハイブリッド搭載で新時代に突入

三菱自動車は、人気のミニバンSUVモデル「デリカ」をフルモデルチェンジし、2026年に新型「D:6」を投入する予定です。19年ぶりの全面改良となる新型デリカD:6は、デザインと機能面で大きな進化を遂げることが期待されています。

デザインコンセプト「絶対安全大空間×絶対走破性」を具現化

新型デリカD:6のデザインは、2023年のジャパンモビリティショーで公開された「D:X」コンセプトカーをベースにしているとされています。「絶対安全大空間×絶対走破性」というコンセプトを具現化したD:Xのデザインテイストが、市販モデルのD:6にも反映される見込みです。

コンセプトカーD:Xは、ミニバンとSUVを融合させた独自のスタイリングで注目を集めました。新型D:6も、広々とした室内空間と強力な走破性を両立させた、三菱ならではのクロスオーバーデザインになることでしょう。

インテリアは「パノラミックシート」で開放感抜群

新型デリカD:6のインテリアも大きな進化が予想されています。広々とした室内空間を確保しつつ、全席に「パノラミックシート」が採用されるとのことです。

パノラミックシートとは、座面が大きく開放的な新しいシートコンセプトを指します。快適な座り心地と開放感を両立させ、ミニバンならではの広々とした空間を最大限に活かした設計になるでしょう。

三菱初のプラグインハイブリッド搭載で電動化に対応

パワーユニットの面でも、新型デリカD:6は大きな進化を遂げます。三菱自動車は、デリカ車種として初めてプラグインハイブリッドシステムを搭載する計画です。

三菱自動車は中期経営計画「チャレンジ2025」において、2026年から2028年度を「電動車強化第2フェーズ」と位置付けています。新型デリカD:6のプラグインハイブリッド化は、この計画に沿った電動車技術の進化を体現する重要な一手となります。

SUVとミニバンの長所を併せ持つ新世代クロスオーバー

  • デザインはSUVとミニバンの要素を融合したスタイリング
  • 広々とした室内空間と新世代のパノラミックシート
  • 三菱初のプラグインハイブリッドシステム搭載
  • 電動化に対応しつつ、走破性と実用性も両立

新型デリカD:6は、SUVの走破性とミニバンの広々とした室内空間を併せ持つ、まさに新世代のクロスオーバーモデルと言えるでしょう。デザイン、インテリア、パワートレインの全ての面で大きく進化を遂げ、三菱自動車の電動化への挑戦を体現する1台になることが期待されています。

結論

三菱自動車の人気ミニバンSUVモデル「デリカ」の新型D:6は、デザインと機能面で大きな進化を遂げることが予想されています。SUVとミニバンの長所を併せ持つクロスオーバーデザインに加え、新世代のパノラミックシートやプラグインハイブリッドシステムの搭載など、新しい時代に対応した先進的な装備が期待されます。三菱自動車の電動化戦略を体現する重要な1台となるでしょう。

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